2003年7月10日Thu.
俺、ガリガリ君。君、何ガリ君?

 おい!がんばれよ!
 確かに長い人生、つらいこと、悲しい事はたくさあるだろう。他人の事なんて、あるいは自分のことですらも、どうでもよくなってしまうことだってあると思う。
 でもなぁ、そこでくじけちゃ駄目なんだ。君には二本の足があるじゃないか。しっかり足下を踏みしめて、自分の力で立たなきゃいけない。自分の重みを受け止められるのは、結局の所、自分自身しかいないんだ。
 何かに耐えているのはみんな同じだ。君一人だけがつらいんじゃない。今はそうやって他人に頼っていられるかもしれないが、その他人はいつ君の傍からいなくなるか分からないぞ。ましてそうやって迷惑ばかりかけていればなおさらだ。人という字はどう書くか知っているかい?そう、二人の「人」が互いに支えあって…って、駄目じゃねーか、おい!
 っていうか、おっさんここで寝るなや、ゴラァ!!魂の叫び in 満員電車。

2003年7月16日Wed. くもり
お前なんか、幕張で言えばメッセだ。

 うひひひ。
 って、笑い声って怖いもんなんですね。下手なホラー映画より全然怖いじゃね―か、『氷海の伝説』。イヌイットによる、イヌイットの映画、絶賛上映中。
 こいつはもう胎内回帰願望のたまものかっていう氷の家、『イグルー』の中ってなぁ薄暗くってあったかそうでこいつはいい按配ってのが映像からだけでも分かるのだけど、そこに狭い入り口を通って侵入してくる奴がいるってのは考えただけでも、こりゃ怖いことですよ。いひひひ。キャンプしている時にいきなりテントの中に見知らぬおっさんが入ってきてみーな。そりゃ怖いわ。うひひひ。これはつまり子宮期の羊水に包まれた絶対安全胎内に対しての侵入者を表しているのであって、ひひ、悪いのは俺じゃない、悪霊なんだ。
 笑うと宇多田ヒカルそっくりな女の子が出てきて、フリチン男が氷上を駆け回ります。久方ぶりなおもろい映画でした。





To kakolog page
To hibiki page
To top page