2004年11月7日(日) 晴れ
広末涼子『ARIGATO』(とってもとっても×3♪のアルバムね)を聞きながらの、水木先生がまた格別で・・・。
 今、水木しげるがおもしろい。
 『今昔物語』を読んだ矢先に、またまた水木先生の著作を読んでおります、『コミック昭和史』。つまり、これがいわゆるマイブームってやつなんだね、ママン。
 もう、何から賞賛すればいいのやら。そのセリフのファンキー具合がまずステキ。「石はかたいから食べないのだ。木は不味いから食べないのだ。あの旗の先の"金の玉"が食べてみたい。」幼少水木先生のお言葉。可愛過ぎ。でも、ほんとに食って腹は壊すなぁ。
 言わずもがなで、絵がステキ。引き伸ばして、部屋の扉を開けた正面の壁に「小豆洗い」を貼っておきたいものです。下手な地獄絵より効果あるぞ、ぜってー。
 しかし何より私が好きなのは、その擬音です。びんたは「びびび」、魂が抜け出るときは「ポアーン」。んで、「がー」って飯食うんだぜ、「がー」って。私も早く、そのような域にまで達したいと願う次第であります。

2004年11月12日(金) 晴れ
い〜風吹いてたよ〜、今日の夜はぁ!
 エロい〜、むさい♪エロい〜、むさい♪どうも、平成のヤモリオトコ、daiです。僕がもてないのは、脳の辺りでモソモソいってるモグラのようなものが悪いんだね、ママン。
 水木フィーバー!!な、最近の日々記ですが、しげる先生時々、ついていけない時があったりなかったり。『エネルギー泥棒』って、先生そりゃ、妖怪っていうよりただの『疲れる人』なんじゃ…(『不思議旅行』中公文庫参照)。
 ところがまぁ、そんな小さいことをぶっ飛ばすくらい、『定本・悪魔くん』(太田出版)はおもしろいです。世界に平和をもたらすために悪魔を呼び出そうとする悪魔くん。その悪魔くんにヤモリオトコにされそうになって、すんでのところで敵対組織に救われ、悪魔くんのスパイをすることになった佐藤。主人公の設定を書くだけで、物語が浮かびます。んで、その物語を進める力技がまたすごい。
 奥軽井沢が悪魔召還に最適な場所って…。




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